大丸有
先日、所用があって大丸有を歩きました。
(大手町−丸の内−有楽町エリア、のことだそうです)
会社がある内神田から本郷通りを南進すると、神田橋を越えた辺りから街の雰囲気が少し変わります。
さらに、東京駅寄りにひと筋移動して丸の内仲通りに入ると、街路樹が電飾で彩られた異空間に紛れ込むことになります。
今回は逢魔が時に歩き始めたのですが、魑魅魍魎も逃げ出すのではないかと思われるような昂揚感に包まれます。
あるいは、街の雰囲気に呑み込まれた時点で既に魔に魅入られているのでしょうか。
視線は街路樹から洒落たテナント、つい覗き込みたくなる横路へと落ち着きなく移動していきます。
所用がなければ間違いなく寄り道をしまくっていたことでしょう。
それでいて千鳥足で歩くことを憚られるような、まさに普段歩いている商店街とは異質な空間でした。
この空間を通って真直ぐ帰る人たちの精神状態って、ちょっと想像しがたいものがありますね。
物見遊山の人達を見て、内心舌打ちをしているのかしらん?
久しぶりにお上りさんになったマイケルでした。