筋量≠筋力
先日来「筋力」とは何か、という課題について調べていました。
論文を見たりセミナーに行ったり。
きっかけはサルコペニアについての論文を読んでいた時に「筋量≠筋力」だという前提でロジックが組まれていたからです。
確かに、若いころに一生懸命筋肉トレーニングをしても筋肉モリモリにはならなかったのは事実です。
一方で、筋力はそれなりに大きくなりました。
周りには筋肉モリモリになった人もいて、個人差だと思って自分を慰めたことまで思い出しました。
当時は、筋肉が太くならなくても血管が太くなれば力が出るのだ、と誰かに言われた覚えもあります。
先日参加したセミナーでは、神経系の筋駆動能力がアップすれば筋力はアップするとの話を聞きました。
但し、単位筋肉当たり出せる筋力は上限が決まっているので、それ以上出したければ筋量を増やすしかないとのこと。
若い時の経験によれば、自分は筋肉がなかなかつかないと考えられます。
筋トレやっても無駄なのか、と思っていたら講師からひと言。
筋肉は使わないと落ちてしまう上に年を重ねてから改めて筋肉をつけるのは困難なため
維持するために筋トレが必要だとか。
終わらないマラソンだ〜。