著者紹介

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2011-01-31

山道の歩き方

昔は山男だったこともあります。
折角登ったのに下りるのがもったいないので、長期の休暇が取れるときには、よく縦走をしました。
尾根沿いにひたすら雲の上を歩き続けるのです。
日本海の親知らず(海抜ゼロメートル)からスタートして、北アルプスの稜線を歩き続けるという無茶なこともしました。
梅雨明け直後で、まだ誰も歩いた形跡のない山道、ところによっては雨水が集まって小川と化しています。
滑りやすいぬかるんだ道をひたすら登る。その時に会得した歩き方は、“ぴよ”さんの「雪国での歩き方」に通じるものがあります。
それは、しっかり腰を入れて歩くことです。
滑りにくく、たとえ滑っても、身体の重心(すなわち腰)が着地している足の真上からズレない歩き方です。どれだけ滑ろうが、重心が足の真上からズレない限り転ぶことはありません。
スキーのポジションに近いかもしれません。

もうひとつ大事なポイントが、上下動の少ない歩き方をすることです。重心が上下に動くと、そこで発生する力を膝が受け止めることになるため、疲労の原因となります。
なるべく疲れずに長い距離を歩くためには、重心(すなわち腰)が不必要に動かないよう心がけることが大事です。

山道を歩くために大事な第3のポイント、それは下肢の筋肉をしっかり使うことです。
膝が伸びきった状態で着地すると、着地の衝撃はもろに膝の軟骨を直撃します。
これに対し、少しでも膝が曲がる方向に着地の衝撃を逃がすことができれば、力の受け皿は腿や脛の筋肉になります。
こういう歩き方をしていると、筋肉は疲労します。けれど、疲労した筋肉は休めば回復します。ところが、膝の軟骨が痛くなってしまったら、その後数日間は歩行に支障を来すことになります。

下肢の筋肉を使う歩き方は重心の上下動も抑えられます。2番目のポイントにも効いてくるわけです。
アシモのような歩き方になるため若干不格好ですが、山歩きでは重要なポイントだと思います。
もっと早くに体得していたら、今になって膝が痛いとか言わずに済んだのかもしれません。

平地で不格好な歩き方をするな、と指摘されているマイケルでした。

written by まいける | 雑感Topへ戻る

2011-01-24

雪国での歩き方

 実は雪国育ちです。ほとんど雪が降らない地に住んで、数十年。雪国での歩き方も忘れてしまいました。
が、記憶を頼りに雪国での歩き方をお教えします。
ご存知のとおり、雪道では普通に歩くと非常に危険です。ですが、路面の雪質によって、歩き方の難易は変わります。
さらさら雪:歩きやすいです。ただし、さらさら雪の下が凍結している場合(湿度の高いときに雪が降り、その後乾燥したところに雪が降ると、こんな感じになります)は歩き方は特に注意が必要です。凍結した上ではさらさら雪は滑りやすいのです。さらさら雪は衣服に付着しても、簡単に払うことができます。
べたべた雪:湿度の高いときに降る雪です。意外と歩きやすいです。歩くと足跡がはっきりと残ります。付着しやすい雪ですので、そのままにしておくとあとで解けてぬれてしまいます。
凍った雪:降った後で一度解けて、再度凍った雪。平らになっていなければ歩きやすいですが、平らになって、表面が鏡面のようにキラキラしているのであれば、滑りやすく非常に危険。
 よく言われることですが、腰を入れて、踏みしめるように歩くことがコツです。急いではいけません。
その他の注意:雨の降り始めは滑りやすい、とはよく言われることですが、雪も同じです。雪が積もっている場所と、雪が何もない場所との境も滑りやすく危険です。意外に滑りやすいのが、雪がある場所から雪のない場所に来て、数歩歩いた時です。靴(雪国の靴は溝がしっかりしています)に付着した雪で滑ってしまうのです。慣れた人は雪がない場所に来たときに靴の裏の雪をよくとっています。
 晴れた日の雪のある景色は非常に美しいです。良く知られていることですが、雪が積もると夜でもほの明るくなります。歩き方に注意して、雪国を訪れてみてください。(雪は本当に”シンシン”とした音で降ることを知っていましたか?)

written by 五月晴れ | 事例紹介Topへ戻る